グラッパをみて、ふとラム漬けになった船乗りは誰だったろうかと、そんなことを考えていました。
まあその場で浮かぶわけもなく、適当に知ってる船乗りの名前ということでマゼランで一応なっとくしたのですが、マゼランじゃあありませんでした。
ネルソンだよ。一文字しかあってないよ。

そうそう、ネルソン。提督ということとラム酒に漬けられて、でもそのラム酒を船員たちが飲んじゃったということはおぼえていました。

でもなぜにグラッパからラム漬け船長だったか。

ようやくわかりました。
ラムの水割りカクテルの名前が、グロッグ。そこから泥酔者をグロッキーと。
グラッパとグロッグが無意識に結びついて、ラム漬け船長のことを思い出したようです。

さらにどうでもいいんですが、そのことがあってさらに無意識で「ラムのラブソング」を思い出していました。

うーむ、無意識ってすごいなあ。というか、こういう無駄な知識が無意識下に沈殿してるかと思うと、ちょっとなんだかなあ。もっと役にたつことをおぼえておきたいものです。

ちなみに、グロックはこのまえの乱射事件に使われた銃です。ガシャン系って連射にむかないってイメージがあったのでびっくりでした。

未成年者の婚姻によって成年とみなされる場合、ビールって飲んでもいいんだっけ。そんなことを考えさせられる『食卓にビールを（小林めぐみ）』を読みました。

答えとしては、民事上のみ成年扱いなので、ビールも競馬もだめだめよーなはずです。……そういうシーン、書いていいのかなと思っちゃいました。

同じく（？）SFの七瀬ふたたびも購入。筒井という名前が出てこなくて、本屋をあから順番に見てまわりました。

化け物がいまだにわかりません。

教えていただいたなかには

・狒々説
・トロール説
・グリフォンどうよ説

などがありましたでございます。
ううむ、こまった。

トロールは、お姫様がさらわれちゃう話があるそうですよ。
でも、とりかえっ子の話があったりと、メスもいそうな気配がします。
というか、トトロにメスはいないんですが、ムーミンにはママがいやがるのですよ!!!
でもこう考えてみると、トロールって日本人けっこう好きですね。
三びきのやぎのがらがらどんが大好きでした。

グリフォンどうよ説は、あれですね。雄しかいなくて、牝馬襲うそうです。その子供がヒッポグリフらしい？
人間じゃないじゃん、相手！

鬼も人間さらうんですが、食うためだし、そもそも鈴鹿御前とかいる時点でメスいますしね。

でね、たぶん正解を発見しました！

かこく（馬化）だ！
雄しかいなくて、人間の女をさらって子供を産ませる。

これだっ!!!
だって、読んだ途端、記憶が蘇ったんですもの。
【人間と変わらないが｢楊｣の姓を名乗るという。】
これ覚えてる!!!!

……７年前だか８年前の記憶だったようです。

ヒルコヒルコって言ってたのは、やはり暁星記のせいかなぁ。

とりあえず、わたしはスッキリしました。
どうしても、オーク説が許せなかったらしいです。

すいませーん、博識なみなさまに質問です。

化け物で
オスしかいなくて
人間の女をさらって子供を産ませる

これってなんでしたっけ？

なぜか頭に浮かんだのはヒルコ信仰とエビスの関係うんたらかんたら～なんですが、たぶんその知識元が長編小説なわけで読み返すともれなくへこむのです。
ヒルコがもどってきてエビスになるのはおぼえてるのですがねぇ。

たぶんヒルコなんだろうけど、確信が持てません。

幻獣辞典にオークがそういうふうに書いてあるー、と某プロ作家さんは言ってるのですが、オークの項目ないしっ！
幻獣辞典は常備！ むしろおさがり！ パパの！ 発行は二十年前！ 愛読書!!!
まあ、ともかく、ヒルコなんだよヒルコ。絶対ヒルコ。たぶんヒルコ。おぼえてないけど、たぶん……

ということで、われこそはとおもうかた。
蜃気楼な長編小説を読んで内容覚えてるかた。

これじゃねえの、というのがあったらおしえてください。

で、なぜいきなりこんな話をしているかというとですね、オークだと言った某プロ作家さんの新作がそういう内容だったのです。
【化け物でオスしかいなくて人間の女をさらって子供を産ませる】と戦う女の子ってやつでしてね、なにそのエロゲ展開みたいなー。
でも､それを読んだときに
「あぁ、ヒルコじゃないか」
とおもったんですよ。

そういえば、暁星記もその流れでヒルコだったよなあ。
たぶん初めて知ったのは蜃気楼小説だとおもうんですが、うーむ。

っていうか、米沢にミラージュ記念館つくるってまじですか!?