もげ日記 RSS2.0

ギンナン

29日にはまだ緑色をしていた銀杏並木が、今日はもうあざやかな黄色一色に染まっていました。そういえば去年は表向き(裏の事情もあったのだけど)紅葉を見にいくという名目で京都大阪の旅をしたんだった。ひとりで居酒屋にはいってお店のねーちゃんにいろいろかまってもらったんだった。酒断ちして長かったのにダバダ火振とか飲んだ記憶が。

しかし銀杏の黄色といいギンナンの翡翠のような緑色といい、自然というのは美しいなぁ。ぶっちゃけ、ギンナンなんてたいして美味しいものじゃないですよね。ぼんやりとした味でくさいし。でもこんな秋の季節には食べたくなるから不思議。
かたい殻に爪をたててぱきりと割ると、濃茶色をした薄皮がでてきて。この薄皮をつるりつるりとむいてやると、ほどよい弾力でうっすらひび割れた感じの、こうなんともいえない触感のギンナンの実がでてくるわけですよ。
美味しいわけじゃない。なのになんとなく手がのびちゃう。あぁ、ビールが美味しいなあ。

そういえば、昨日ギンナンを食べるために殻をわっていたら、雌のギンナンがいました。知識として雌のギンナンが三角をしているというのは知っていたんですが、見たのははじめてでちょっと食べるに食べれないような気分になってしまいました。

07/12/02

« 古い話もげ日記新しい話 »